近頃のブルースさん


最近のブルース・リウ氏。

正確には一昨年あたりから、目にするようになっただろうか…
背有り椅子にもたれたように座って弾くスタイル。

初めて見た時は、
コンクール時からそれまでの様子とは、見た目的にも明らかな違いがあったため
正直、腰でも悪くしたのだろうか、と心配に思った。

ショート動画に「なぜ?この椅子の意味は?」と
ファンの外語のコメントがあったが、
(その時点では)
氏はそのコメントにだけ、いいね♡マークを付けてない様子で、
それがどういう意味なのか、真相は分からなかったけれど
「それには触れないで、、、」と、読み取ってしまいそうだった。

今現在の氏の主旨や理由は全く知り得ないが、
背有り椅子の使用っぷりは、バージョンアップし続けていて様子だ。

去年ショールームでの撮影においても
「椅子に座らず、立った写真もいいでしょ」と言っているネット記事が
あったように記憶する。

ショパコンの時に、私が感じたのは
あの音と表現をあの姿勢で実現できている天才的な部分。
彼の体感はどうなっているのだろうか、と非常に興味深かった。

椅子がどうこうではなく、
自分の生体感覚では想像つかなかったので、なにか別物なんだろうと思っていた。

けれどさすがに
氏が椅子を変え始めたのを見たと同時に、私の思考と耳がバグり始めた。苦笑

このSNSの時代、情報として映像がどうしても音と一緒に入り、
人間には視覚の情報処理のほうが速いことから
耳が正確な受け取り方をしなくなってしまうのは、前提で

パイプ椅子も使いようだし、
筋肉は無数で各々の身体にそれぞれの力学があるので 
見た目からは、判断しきれないけれど
椅子の背にもたれているように見えるのは、実に不思議である。

発音とその表現は、以前とは変わったように思え、
彼の魅力の一つでもあった希少な珍しい音の響きが
以前より無くなっているように感じてしまうのだが、最近の方が好みという人もいるだろう。

ショート動画で、
韓国の有名ピアニストが同じような椅子に座る様子のものを
偶然おススメで見たので
界隈でなんか流行っているのものがあるのかもしれない…。

ロシア出身で同じような椅子に座って演奏する有名な現役ピアニストがおり、
確か、リウ氏の生まれ故郷のフランス在住だった記憶。

コンクール優勝からもリウ氏は研鑽を重ねて、
新しい情報を取り入れつつ変化し続けているのだろう。

2025年になり、ショパコンの記事もまた増え始めた。
前投稿「ブルース・リウの沼」からも、
随分時は経ったのだな、と振り返る今日この頃である…

*「ブルース・リウの沼」:2023年初頭、当時に感じていた投稿。