就職大氷河期のアラフォーピアニ(ー)ト

伊嶝真希 ~ MAKI ITOH ~ ピアノ/ Klavier / Pianoforte

2003年、ワルシャワ春季ピアノセミナーにて故 R・スメンジャンカ氏に

師事したのを機に大学院を中退、渡波。

ポーランド国立ショパン音楽院(現ショパン音楽大学)研究科に在学し、

J・ロマニウク (ネイガウス系)とR・サンジネス(レシェティツキ系)両氏の元、奏法を探究。

在学中、独ピアノマスタークラスにて 故S・ルディアコフ氏に師事。

ショパン音楽院を4年半在籍し、単位満期取得後、渡独。

ドイツ州立シュトゥットガルト音楽造形大学 ピアノ・マスター課程に入学し、

A・ラトゥシインスキ氏に師事。同課程を卒業(修了)。

同年デュッセルドルフに移り、ゲオルク・F・シェンク氏に手ほどきを受け、

ドイツ州立ロベルトシューマン音楽大学 伴奏及びピアノ室内楽専攻に入学。

DAADドイツ学術交流会から奨学金を授与、Y・マルヤマ、U・ファルクナー両氏にも師事し、

伴奏・室内楽と共に近代現代音楽も知見を広げ、研鑽。

また近現代作曲家のM・ヴィーラント氏に楽曲指導を受け、「近現代音楽の夜」と題した

独コンサートでは 氏より称賛を得た。最優秀の成績で卒業。

ポーランド4年半+ドイツ4年半の約9年の留学を終え、帰国。

近況は ソロ、サロン演奏に加え、室内楽・連弾リサイタル、コンクール・発表会伴奏など

幅広く努めている。