Ludwig Deppe


ルートヴィッヒ デッペ は、日本ではもう奏法史上の古い古ーぃ人物。

文献には、古い重力奏法の創始者として書かれたものが大半、

書籍においても。

日本では出版された昭和28年の文献に記された大御所の解説のまま、

デッペの認識は、これまでそのまま保持されてきた、と言っても

あながちハズレではない。情報の歪曲。

それは、100年以上前、ドイツで起こっていた事象と同じ。

やはり時代というのは同じことを繰り返す、ということなのか。。。

文明や医学は時間と共に発達したのに、

にもかかわらず また片付けられてしまうのか、終わってしまうのか。。。

デッペの教えが先を見据え、理論は整然とし一貫して存在しているのにも関わらず、

理解の扉を閉じたままにして時が流れ、伝道されなかった悲運。

可視化できないものを信用しない、反応しにくい人間の性質だけは、今も昔も変わっていない。

哀しい現実である。

そんな想いが、今回のコンサートのきっかけになっているのかもしれません。

昨今、奏法に関しては一般から知識人まで、公に自由に投稿がなされ、

書籍も然り、それは研究した人の権利として存在している。

故に、ネットの中にはそれぞれの意見が乱立する現代。

デッペは、重量奏法のくくりとして、

否定的に文字に残され配信、投稿されているのが現実。

それも、その人の一つの研究見解として、受け止めなければならない。

が、重量奏法という言葉を使ったのは彼ではなく、

deppeの教えを引き継いだ弟子が、その領域の話ではないと異議を唱え続けた事実は、

私の頭と身体の中にある認識・見解として表したいと思う。

デッペという音楽家の認識。

デッペをデッペ以上に理解していたのだろうひとりの弟子

後世においても功績を認めた人、デッペの名を異文化に広めた人、彼らは皆、女性だった。

その利発、聡明であった女性たちのエピソードとともに

ほんとうのデッペとその技法を紹介する、小さなちいさな演奏会です♪

小さなサロンでお待ちしております<(_ _)>

SHIBUYA HALL&STUDIO(渋谷ホール)

2024.10.25 Fri19:00開演 18:30開場

¥2000-(ほぼワンマン運転のため前売りオンリー扱いです(;’∀’))

チケット取り扱い

<ミュージックステーション>